2022年8月16日付けの徳島新聞に取り上げていただきました。
最終的には、100%再生可能エネルギー電力にしたいと考えています。
「工場電力3割強、太陽光に」
東邦フイルム本社 発電パネル増設
食品用包装フィルム製造加工の東邦フイルム (板野町)が、本社工場の屋根に最大出力162kwの自家消費型太陽光発電を設置した。既存のパネルと合わせ、工場での使用電力の3割強を賄うことができる。
本社工場は鉄骨2階建て延べ約5200㎡で、年間約4億4千万枚のプラスチック製フィルム袋などを製造している。屋根の一部約773㎡にパネルを300枚設けて7月下旬から稼働している。 2010年にも70kw分のパネルを設置しており、年間約20万kwの発電量が期待できる。工場で使う電力の3割強に相当するという。
発電設備は、災害などの停電時に自立運転に切り替わり、非常用発電として利用できる。北側の壁面にコンセント4口を備え、災害時には地域にも開放する。
1口で2000wまで対応し、スマートフォンの充電などに幅広く使える。 パネル設置には、自家消費型太陽光発電関連事業を手掛けるワイヤーエナジー (徳島市)がコンサルティング業務を請け負った。
東邦フイルムの三谷郁彦社長は「国連の持続可能な開発目標(SDGs) 推進にもつながる。屋根にはまだパネルを設置する余地があるので、決算を見ながら「増設していきたい」と話している。
(©徳島新聞社 2022.8.16[石崎義典記者])